ブックタイトルJAびほろ広報 グリーンタイム 2017年10月号(No.620)

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概要

JA美幌の広報誌 グリーンタイムを紹介します。

青年部・女性部情報JAびほろ農村ファームステイ事業報告研修部長山谷昌巳今回来て頂いたのは北見市立相ノ内小学校の栄養教諭をされている剱持彩さんと、紋別市立潮見小学校教諭千葉あかりさんのお二人です。お二人とも今回のファームステイ事業を楽しみにしていたらしく、作業前から張り切っておりました。一日目はビートの草取り、野良イモ取りを体験して頂くために早速圃場へ向かいました。色々な会話をしながらの作業となり、「この根っこの小さい粒からイモができるんですか?」「この白い花がさくのはなぜ?」など先生方から質問が飛び交い私も初心に返り説明致しました。畑の草、野良イモも綺麗になくなり充実した作業となりました。ビートの草取り、野良イモ取りをしていると、近くの圃場で小麦の収穫をしていたのでこれはチャンスと思い、急遽予定を変更して麦刈り作業の見学をさせていただきました。先生方は小麦の収穫作業を見るのは初めてとのことで、実際にコンバインを間近で見たことも無かったためその大きさに圧倒され、写真もたくさん撮りコンバインに興味津々となっておりました。ここからコンバインの説明や、実際に麦殻をすりつぶして、これが小麦粉の素となること、未熟だと麦の価値が下がってしまうなど、麦刈りについて一通り説明しました。その後、農業機械の説明をしました。ビート、澱粉用馬鈴薯のハーベスタ、牽引式スプレーヤ、作物を定植する下準備に重要なパワーハロー。馬鈴薯のプランタ、ビート移植機。また、ビートの直播用のプランタを見学しながら説明しました。先生方に農作業それぞれに機械があること、農作業の機械化が進んでいるため、人の手による作業が少ないことを知って頂きました。また農作業機械の横に保管してある農薬の説明をしました。こちら青年部作物ごとにそれぞれ使用時期や回数、使用倍率が違うことや作物を出荷する際には農薬を使用した履歴を提出しなければならないことを学んでもらいました。最後にトラクタを試乗運転して頂きました。トラクタの大きさにも驚いていましたが、特にGPS機能を使用した自動操舵や想像より乗り心地がいいという事、運転操作が簡単な事に驚かれていました。事業を終えて、JAびほろ青年部では初めての農村ファームステイ事業ということで不安もありましたが、青年部の皆さんのサポートで事業を成功させることができました。今回来られたお二人は小学校の先生ということで、今回のファームステイ事業で体験したことや思ったことなどを少しでも子供たちに伝えていただけたら嬉しく思います。また我々、JAびほろ青年部も、町内の小学生と馬鈴薯や人参など蒔き付けから収穫までを体験してもらう「子供農業学校」という食育事業を行っています。こちらの事業では子供たちが給食を残さなくなったなど好評の声を頂いています。これらの食育事業を通して、それぞれ生産者側、教育者側から子供たちに農業のあり方や食の大切さを伝えていくことが出来たらと思います。今後は、この経験を活かしてJAびほろ青年部一丸となって、農業を広めていければと思います。6今月の運勢【獅子座】7/23~8/22【全体運】性格の良い面がアピールされ、円満な人間関係が築けそう。初対面の相手にも気さくに話し掛けて。旅行も吉。【健康運】運動不足になりがち。しっかり動くこと。【幸運を呼ぶ食べ物】小豆