農産物紹介

☆JAびほろ産人参 安心安全に対する取組☆

  • 収穫対象全圃場は生産履歴(トレサビリティー)での適正農薬使用を確認。
  • 収穫予定日の1週間前を目安に、生産者1件につき1検体の残留農薬検査を実施。
  • 出荷物の残留農薬事故防止の為、収穫予定日1週間前には農薬の基準で定められている
    収穫前日数が終わるよう防除を実施。
  • ドリフトによる農薬飛散を防止する為、隣接作物との境界を1m20㎝以上あけて作付を実施。

☆栽培から収穫直前までの流れ☆

  • 播種(種蒔き作業)~圃場での管理作業は生産者個々で実施致します。
播種作業
① 播種作業

播種作業は、生産組合で作成した収穫計画を基に実施。4月上旬頃から開始され約3ヵ月後の7月上旬まで随時行われます。

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②被覆資材
②被覆資材

・4月中旬から5月上旬に播種作業を行ったものについては、畑全体に不織布という資材を畑全体に手作業で掛けていきます。
・不織布には、地温上昇による生育促進効果、朝晩の気温低下による生育停滞の抑制が期待されます。また、寒さ等が等が要因で引き起こる抽苔(花が咲き種を残そうとする現象)を抑制する目的もあるため、低温遭遇の可能性が低い6月上旬まで掛けられております。

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③培土
③培土

・人参の首が地面に露出していると日焼による青首・赤首が発生し 秀品率が低下することから、本葉が5~6枚頃に培土と言う土寄せを行います。(播種後50~60日頃実施)

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④圃場管理(防除)

・病害虫の消毒(防除)については、普及所と生産組合で協議を行いマニュアル作成しその内容に沿って実施。 但し、気象条件により突発的に防除が必要となる場合は都度普及所と協議し適期に情報を発信。

☆収穫から選別までの流れ☆

  • 圃場で収穫された人参(1日当たり220t)はその日のうちにすべて洗浄選別され 真空予冷、予冷後、翌日全国に向け発送されます。
  • 収穫作業はJAが請け負い(コントラクター)で実施。
①収穫作業
①収穫作業

・7月下旬~10月下旬のおよそ3ヵ月間ほぼ毎日実施。
・JAが所有する人参ハーベスターで2圃場(1圃場ハーベスター4台で約2ha処理)の畑を 午前6時~午後3時まで収穫を行い、人参はフレコンバックという袋に入れられ委託業者の トラックにて随時選果場へ運ばれます。
(圃場内からトラックまでのフレコン運搬はJA1台、生産者1台にて実施しています。)

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②受入水槽

収穫された人参が投下時に衝撃が加わり折れ等が発生しないよう、水を張った大きな水槽に投入します。

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③1次洗浄
③1次洗浄

選別がしやすいよう、人参についた泥を高圧洗浄、ブラシにて洗浄。

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③1次洗浄
④1次選別

選別作業員が商品にならない大きな割れや、痛みのひどい物等を取り除くとともに、 葉の長い物は専用の機械にて再カットします。

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③1次洗浄
⑤2次洗浄

3段階のブラシで表面についている甘皮を除去し人参につやが出るよう洗浄。

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⑥冷却水槽
⑥冷却水槽

人参の品温が高いと品質低下が早い為、水槽に直接製氷機の氷を落とした冷水に 人参をくぐらせ品温を低下させ新鮮さを保ちます。

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⑦2次選別
⑦2次選別

選別作業員によって秀品(主に市場向け)、B品(主に加工品)に選別。

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⑦2次選別
⑧カメラ選別

人参の体積を計算し秀品人参を3L~Sに分け、長根・短根を選別。

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⑦2次選別
⑦2次選別
⑨秤量・箱詰め

自動秤量機にて
秀品(10kg)
・B品(20kg)毎に
計量され箱詰め。

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⑩箱詰め
⑩真空予冷(秀品のみ)

槽内を真空にし、人参の水分を蒸発させ気化熱を奪い短時間で人参の芯温を冷却する装置。

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⑪予冷
⑪予冷

真空予冷で冷やした人参の品温維持するため、翌日の出荷まで冷蔵庫に貯蔵。

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⑪予冷
⑫出荷

選別翌日全国に向けて保冷付トレーラー等で出荷

鮮度、安心安全にこだわった美幌産人参を
是非一度ご賞味下さい。